犬の変形性関節症

犬の変形性関節症をご存じですか?

犬も人と同じように、年齢を重ねるに従い関節の軟骨がすり減ったりして、関節の動きが悪くなったり、「痛み」を感じたりするようになります。

特に近年、犬フィラリア症の予防やワクチン接種による感染症の予防、さらに犬用の食事の普及や飼育環境の変化などにより犬の寿命が延び、それに伴い高齢で出現する変形性関節症などの疾患の発生が増加傾向にあります。

変形性関節症とは

年齢と共に関節の軟骨がすり減ったり、なくなったりすることで骨が露わになったり関節の形が変わったりすることを、変形性関節症と言います。そのために、関節がこわばったり、腫れたり、熱を持ったりして動かしづらくなります。このような関節は動かすと激しい「痛み」を伴うことがあります。変形性関節症は進行性の病気です。

変形性関節症の治療

「痛み」の原因に対する手術、投薬による「痛み」の緩和、リハビリテーションによる機能回復などの処置が一般的です。 特に痛み止めは、優れた効果と高い安全性を両立した新薬が開発されていますので、手術をしない場合の有効な処置となります。

また、肥満は関節に負担をかけます。変形性関節症と診断された場合にはもちろんですが、その予防のためにも、日頃から体重管理に気をつけることも大切です。

毎日の生活を注意して観ることが大切

動物病院では、多くの犬が緊張や興奮からいつもとは違う行動をとることがよくあります。
たとえ肘や膝に痛みがあったとしても緊張したり興奮したりしていては、その「痛み」を見つけることが難しくなります。
四肢の障害は、ある程度長い距離を歩いたり早足で歩いたりすると見つかることもあります。
そのほかにも、階段の上り下りや座ったり寝たりするとき、あるいは、立ち上がるときの動作で異常が見つかることもあります。
これらの異常は病院よりも家庭で見つかることが多いので、普段から態度や行動を注意して見ることが大切です。

あなたの愛犬の「痛み」に早く気が付いてあげてください。
少しでも普段と違った様子が見られたら、すぐに動物病院に相談してください。

愛犬を「痛み」から少しでも早く解放してあげるために。

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